暗号資産交換業者に口座を開設すると、暗号資産FXという取引ができる場合があります。
どんな取引なのか興味がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、暗号資産FXについて解説します。
暗号資産FXは証拠金取引
暗号資産FXは証拠金取引です。
FXと言えば、外国為替証拠金取引と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
暗号資産FXは、それの暗号資産版と思っていただければOKです。
証拠金というお金を預け入れて、その証拠金を元手にビットコインなどの暗号資産の売買を行います。
値下がりしても儲けるチャンスがある
暗号資産FXでは、暗号資産の価格が値下がりしても儲けるチャンスがあります。
通常の暗号資産の売買(現物取引)では、儲けるチャンスは値上がりした場合にしかありません。
買った価格よりも高くなったときに売れば儲かるということです。
暗号資産FXでは、「売り」取引から入ることができます。
いきなり「売る」とは、何のことか分かりづらいかもしれませんが、暗号資産を借りてきて売るというようにイメージしていただければOKです。
例えば、1BTCが500万円のときに「売り」取引をしたとします。
その後1BTCが450万円になったときに「買い」取引をして決済すれば、差額の50万円がもうけとなります。(手数料は考慮に入れていません)
「買い」取引は、借りていた分を返すために買うのだと思っていただければいいでしょう。
このように、値下がりしても儲けることができるのが暗号資産FXの特徴の一つです。
レバレッジを効かせられる
暗号資産FXでは、レバレッジを効かせて取引を行うことができます。
レバレッジとは、「てこ」のことです。
てこの原理のてこ(梃子)です。
どういうことかというと、預け入れた証拠金の額よりも大きな金額の取引をできるということです。
暗号資産FXの場合は証拠金の2倍までの取引ができます。
外国為替証拠金取引の場合は25倍までの取引ができますので、暗号資産FXのレバレッジ倍率は大きく抑えられています。
暗号資産FXはおすすめしません
暗号資産FXはおすすめしません。
もちろん、やりたい人は自己責任においてやってみるというのも良いと思います。
私は暗号資産投資は積立のみで行っています。
外国為替証拠金取引は過去に手を出したことがありますが、ひどい目にあいました。
私のセンスがなかったからだと言われれば、そのとおりです。
とはいえ、多くの人にとって短期の値動きを追いかけて利益を得るというのは難しいことだと思います。
このブログでは、一貫して積立投資を強くおすすめしています。